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新卒グループリーダー座談会

新卒グループリーダー座談会

左から、S.Rさん・H.Sさん・K.Tさん・O.Mさん

皆さんは新卒入社でグループリーダーに就任をしていますが、現在の業務内容について教えてください。

O.Mさん:私は19新卒としてUUUMに入社し、「デジタルマーケティングユニット」に所属しています。約2年前に新しく立ち上げた事業で、インフルエンサーを起用した運用型広告を行なっています。

チームは運用型広告の営業・クリエイティブ・運用の3つに分かれており、クリエイティブチームのグループリーダーを務めています。グループの人数は総勢約25名ほどで、6:4で女性の割合が多いです。新卒入社の比率が高く、22新卒や23新卒入社のメンバーが大勢います。そのためグループの平均年齢は26〜27歳で若手の社員が活躍しやすい部署だと思います。

H.Sさん:私は新卒1期生となる18新卒で入社をしました。「コミュニティマーケティングユニット」という部署において、eスポーツのイベントやタイアップ動画などを制作進行するグループのリーダーを務めています。

プロデューサーチームとディレクターチームの2つで構成されており、eスポーツ大会の企画運営から大型案件のタイアップ進行にも取り組んでいます。グループのメンバーは7名おり、1名を除いて全員が自分より年上になります。

K.Tさん:私はOMさんと同じく19新卒で、既存事業ではなく新規事業の開拓を行う「アライアンスユニット」という部署に所属しています。
外部企業や個人事業主と共に、お互いのリソースを出し合いながら共同でビジネスを作っていくというのが基本のビジネスモデルになります。具体的にはTikTokやYouTubeに代わる新しいSNSの開発や、プロマイドが印刷できるコンビニのコピー機のシステムの運営など、多岐に渡る業務を行なっています。

マネジメントしているグループの年齢層としては新卒入社のメンバーが多く、年上の方もいますが比較的若い平均年齢のチームだと思います。

S.Rさん:私は20新卒で「グローバルビジネスユニット」という海外事業部で、海外クライアント向けの営業を行なっています。
海外営業は英語圏と中国語圏に分かれており、その中でも英語圏である欧米マーケティンググループのグループリーダーを務めています。


業務内容を一言で言うと、海外クライアントの日本進出に向けたサポートが主です。
日本進出を検討する海外企業に対し、日本国内で商材を売る際のマーケティングプランや、インフルエンサーを起用した取り組みなどの提案を行います。
案件の受注後はHSさんのチームへディレクションを引き継ぐことが多く、連携しながら業務をしています。
グループは全員で9名おり、大きな特徴としてはアメリカやマレーシアなど、6カ国の様々な国籍の方がいることですね。

グループリーダーに就任した際の心境を教えてください。

H.Sさん:気持ちとしては心の中に”ストン”と落ちてくるような感覚がありました。
就任当初はもちろんプレッシャーもありましたし、「グループリーダーとしてどういう人であればいいのか」をかなり意識していましたね。
そこを考えすぎて上手くマネジメントができない自分に、もどかしさを感じることもありました。いまだに明確な答えは見出せていませんが、最近は慣れてきたように思います。

K.Tさん:私は責任のプレッシャーが4割・自分自身できることが増えるワクワクが6割でしたね。
今ここにいる4人のメンバーはチームリーダーを経て、グループリーダーになっています。
チームリーダーとグループリーダーは、共にリーダーであり経営の一旦を担う視点で業務に臨みますが、グループリーダーは自グループの事業(商売)をやっている商店の店長・社長である感覚と責任を持ち仕事する意識が必要だと思っています。

最終的な責任を負うというプレッシャーもありましたが、より決裁権が与えられて自分で動かせるものが増えているので、ワクワクと言う気持ちが大きかったですね。
今では自らの意志で動いた結果、ダメだったこともストレートに自分に返ってくるので、そんな状況もやりがいに繋がっています。

O.Mさん:私はKTさんの話す事業に対する責任に加えて、人に対する責任も大きく担うことになると感じました。
グループリーダーは管理監督者という立場としてチームメンバーの評価を行い、それが給与に反映される為、メンバーの人生やキャリアに対する責任もあります。
モチベーションをコントロールするのもグループリーダーとしての重要な役割ですが、それによって成果も変わってくるためやり方や決断の速さで人の人生が大きく変わると言うことを実感しました。

S.Rさん:私は就任した際の心境として、とても喜んでいた事を覚えています。今ここにいる自分以外の3人の先輩方が、新卒として早い段階でチームリーダー・グループリーダーに就任し、新卒でも役職が持てるという可能性を切り開いてくれていました。
そんな先輩の姿を見て、自分もそこに続いて新卒がもっと活躍できる会社にしたいと考えていたので、そういった意味で話を受けた際はとても嬉しかったですね。

チームリーダーの頃から、自分がグループリーダーとしてのポストにふさわしい立場になれるように心がけてはいましたが、予想をしていないタイミングでもあったので同時に驚きもありましたね。

役割や仕事の向き合い方など、変化したことはありますか?

S.Rさん:メンバーの頃は自身がプレイヤーとして、クライアント様の課題を解決しながら数字を達成することが最終目標でした。
ですがグループリーダーになるとメンバーに任せる部分を増やし、マネジメントの割合を増やしていく必要があります。
どれだけ現場を離れていくかというのが求められるので、仕事のやり方や思考も変わりましたね。

今までは自分が得意とする方法で会社に貢献するということをしていましたが、今はその部分をチームメンバーに担ってもらい、自分が動きすぎずメンバーと連携することの必要性を実感しています。難しい部分も多いですが、奥深くやりがいも感じています。

O.Mさん:私は目線というところで言うと、かなり変化を感じています。
今では組織全体が急成長をしているので、会社全体がもっと数字を積んでいくためにはどうすればいいか、どうすればより良い働き方になるかを模索するようになりました。

S.Rさん:確かに。会話をする中で"私"ではなく"UUUM"というより大きい主語で話すことが多くなったと思います。

H.Sさん:グループリーダーはより大きな領域を見ていくことが役目だと思っています。
制作プロジェクトの大きな方向性を示して、あとはメンバーに任せていくように意識しています。グループリーダー=舵取りのような存在だと認識していて、その点で今までと役割は大きく変わったのかなと思っています。

グループリーダーとして求められるのは、どんな要素だと思いますか?

H.Sさん:圧倒的な当事者意識だと思います。「このプロジェクトを成功させるのも失敗させるのも自分次第」という気概を大事にして常に業務に向き合っています。
特に自分の業務では受注から納品まで様々な案件が同時進行で動くことがあります。トラブルが起こったとしても軌道修正して進行する必要があるので、常に調整しながら進行をしています。

最終的な責任はグループリーダーにあるので、「何が起こっても自分がなんとかするから動こう」という当事者意識は不可欠だと感じています。

S.Rさん:私はHSさんが以前話していた、「リーダーになったときに完璧な人はいない」という言葉が座右の銘になっています。リーダーになれるからなるのではなく、その役職についてからこそ形成されていくものもあると考えています。
その前提として必要な要素があるとすれば、人間力と推進力ですね。例えば、いつも寛容でいること・感情的にならない・冷静で落ち着いた判断ができるなど、この人が上司にいたら大丈夫と思わせる能力が大切だと考えています。

また、社内で様々な部署を跨いで連携する場面も多いので、プロジェクトを進めたり仕組みを築き上げるような推進力も求められる要素だと思います。

K.Tさん:私は圧倒的な意志の強さが大切だと考えています。
今ここにいる4人が同世代で全く違う部署のグループリーダーであることが証拠だと思うのですが、極論必ずしもグループリーダーに必要なスキルはないと思っています。ただ、共通するところは”組織に対する責任を負う”という強い意志だと思っています。

時代の変化が激しい環境なので、意思がないと時代に流されていってしまうだけになってしまいます。スキルは後からついてくるので、それ以上に意志を持つということが重要な要素ですね。

H.Sさん:スキルの部分でいくと、Excelや動画編集が使えるといったハードスキルよりも、ソフトスキルと呼ばれる誠実さや素直さ・意志の強さのような内面の人間力を磨くことも大事ですね。
仕事をする上で人と関わることが多いので、ソフトスキルがある上で物事がうまくいくことが多いと思います。
特に就職活動ではハードスキルに目を向けがちになると思いますが、自分はどういった人間なのかしっかりと自己分析をした上で、内面を磨くことがいいと思います。

仕事をする上で大変なこと、やりがいを教えてください。

K.Tさん:毎日のように大変なことはたくさんあります。ここにいる4人は全員新卒としての入社なので他の会社を知らないですし、思わぬ落とし穴にハマるような経験もたくさんしてきました。

ただ、今の部署は一言で言うと「文化祭の前の準備」に近い感覚だと思っています。
みんなで一緒にイベントや演劇を作り上げていくように、何か楽しいことを成し遂げたいという思いで日々働いています。その為、どんなトラブル対応も単純な作業であっても、メンバーが前向きに向き合ってくれていることが実感できるんですよね。
どんな状況でもワクワク感を持ち続けられる環境は、やりがいに繋がっています。

H.Sさん:確かに、「文化祭の前の準備」という表現は私もよく使います。会社全体にそういった雰囲気があるのではないかと思います。
日々業務で忙しいこともありますが、その分「クリエイターと一緒にこんな面白いことができないかな、世の中からどんな反応があるだろう」というワクワク感が常にあるからだと思います。
ハードルが高いことでも、「これをクリアしたらもっとワクワクするよね」という気持ちで向き合えるので、そこが日々のモチベーションになっていますね。

S.Rさん:難しさでいうと、グループリーダーである以上年上のメンバーに対しても指示を出さなくてはいけないですし、自分で判断して道を示していく必要があるので日々勉強しながらマネジメント業務にあたっています。
私のチームの場合は年齢も国籍も幅広いので、まずはみんなの意見を受け止めることを意識しています。

一方で、任せてもらえている裁量も大きいので、日々のモチベーションになりますし、失敗を通して学びを得られるというところもやりがいを感じます。

O.Mさん:私はクライアントが広告の効果に喜んでくれたり、SNSのコメントや世の中の反響がダイレクトに伝わってくるというのが嬉しいですね。

他にもチームのメンバーが大きな案件を獲得したり、メンバーが協力をしあって何かを成し遂げた時など、成長が感じられることもやりがいになっていますね。

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