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「半歩先の未来を切り拓く」新卒社員と共に進化する UUUMマーケティング株式会社

「半歩先の未来を切り拓く」新卒社員と共に進化する UUUMマーケティング株式会社

新卒採用担当の節です!

2025年10月、UUUM株式会社から分社化して誕生した、UUUMマーケティング株式会社。
代表取締役 社長執行役員に就任した鈴木司さんに、設立の背景や目指すビジョン、そして新卒社員への期待についてお話を伺いました。
UUUMマーケティング株式会社で仕事をするからこそ味わえる、成長のヒントが詰まった内容となっています。
広告業界に興味がある学生の皆さん、ぜひご一読ください!

鈴木 司 Suzuki Tsukasa(UUUMマーケティング株式会社 代表取締役 社長執行役員)

2014年、フリークアウトに新卒入社。上場を経験し、その後営業統括に就任。
2020年、フリークアウト執行役員に就任。日本国内の広告事業の管掌及び新規事業開発を歴任。
2023年、フリークアウト・ホールディングスの執行役員に就任し、インフルエンサーマーケティング事業を担当。同年、フリークアウト・ホールディングスによるUUUMの子会社化に伴い、新たな経営体制を確立するため、UUUM株式会社 取締役に就任。
2025年、UUUMマーケティング株式会社 代表取締役 社長執行役員に就任。

① UUUMマーケティング独立の背景について

Q:2025年10月にUUUM株式会社から、広告・マーケティング機能を独立し、「UUUMマーケティング株式会社」を設立することになりました。独立に至った背景を教えてください

従来のUUUM株式会社は、国内屈指のマネジメント部門に加え、マーケティング部門としてインフルエンサーマーケティングとキャスティングの両機能を所持していました。インフルエンサーマーケティングでは、クライアントの課題に応じたプロモーションを、インフルエンサーの選定から、企画・制作・公開・レポーティングまでワンストップで提供し、また、キャスティングにおいては、他事務所所属・フリー・専属を問わず、国内インフルエンサーの約7割を網羅する(約10,000組)ネットワークを有しています。

今回の分社化の背景としては、急速に変化するインフルエンサーマーケティング市場において、クライアントのビジネス課題に対してスピーディかつ柔軟に対応する体制を整える狙いがあります。変化の激しい市場トレンドに対応できる組織体制を構築するために、広告・マーケティング機能を分社化し、新たに「UUUMマーケティング株式会社」を設立しました。

今回、事業の意思決定とオペレーションを、クリエイターマネジメント・共創を推進するUUUM株式会社と、クライアントのマーケティング支援を担うUUUMマーケティング株式会社を分社することで、前者は、事務所価値の向上とクリエイター支援および、それに紐付く共創事業の更なる拡大を目指すとともに、後者はインフルエンサーマーケティング事業を更に伸張し、さまざまなプラットフォームに対応し、より広くクリエイター、インフルエンサーを起用した事業を推進していきます。

▼ニュースリリース
「UUUMマーケティング株式会社」の新設について〜No.1のインフルエンサーマーケティングカンパニーへ〜


② 事業について
Q. UUUMマーケティング株式会社の事業内容を教えてください

クライアントから広告予算をお預かりし、当社が企画、キャスティング、制作進行、プロジェクトによってはクリエイティブの制作、そして効果測定までを一貫して行います。
クライアントの製品・サービスの魅力を、消費者に深く効果的に届けることで、単なる広告効果を超えた、社会的なブームや流行を生み出していくことをミッションとしています。


Q. UUUMマーケティング株式会社が目指す姿を教えてください 

私たちが目指すのは「クライアントにとって最も信頼できるパートナー」になることです。クライアントのマーケティング課題に対して、クリエイターや様々な表現者と掛け合わせることで、期待以上の成果を生み出す。
その結果として、クライアントとクリエイターの双方が「やってよかった」と思える接点をつくることこそ、私たちの役割であり、存在意義だと考えています。

近年、SNSの普及とともに「インフルエンサーマーケティング」という言葉が当たり前のように使われる時代になりました。個人の発信が大きな影響力を持ち、広告市場の中心になりつつあります。市場規模も年々拡大を続け、企業にとっても生活者にとっても身近な広告の形となりました。

しかし、その一方で世の中は膨大な広告であふれています。ただ流されるだけの広告や、過剰なビジネス感が前面に出る広告は、消費者の心を一瞬で冷めさせてしまうのも事実です。本来広告とは“出会いの場”であり、“まだ知らないものを知るきっかけ”となる素晴らしい存在だと私は考えています。
だからこそ、クライアントが情熱と想いを注いで形にしたサービスや製品を、クリエイターの表現力・文脈・ストーリーを掛け合わせ、「面白い」「ワクワクする」といった感情を呼び起こし、「手に取りたくなる」「行ってみたくなる」「誰かに伝えたくなる」といった行動につなげる。
そんな体験を生み出すことこそが、広告に携わる私たちの使命だと感じています。

Q. 他社とは一線を画す、UUUMマーケティング株式会社ならではの強みは何でしょうか?

長年、積み上げてきた「確かな成功事例」と「深い知見」があると考えています。
ただの経験値じゃなく、“勝ちパターン”として体系化されているのがポイントです。クリエイターにとっては「UUUMに所属している」という安心感やブランド力があります。これは数字では測れないけど、大きな価値になっていると思います。
そしてもうひとつの強みは“企画力”。これは絶対に譲れないポイントですね。どのような組み合わせで、どのようなフレームで世に出すか、その一手で結果は大きく変わります。
ただ広告を載せるだけではなく、「どうしたら一番伝わるか」を徹底的に考え抜いているところが私たちの強みであると考えています。

Q. ステークホルダー(クライアント・クリエイター・ユーザー)に対して、どんな新しい価値を届けていきたいか教えてください。

クライアントのビジネスを前進させるために、クリエイターやあらゆる表現者が生み出す価値を最大限に活かし、ユーザーの心へと届けていく。それがUUUMマーケティング株式会社の役割です。クライアントが求めているのは、単なる数値目標の達成ではなく、自社の想いやブランドの魅力を、ユーザーに受け入れてもらうことです。私たちはその理想を実現するために、クリエイター一人ひとりの個性や表現力を大切にし、最適な形でメッセージを設計しています。さらに、「また一緒にやりたい」と思ってもらえるような、コミュニケーションを意識しています。

そして、そのコンテンツをユーザーが「面白い!」「好き!」と心から楽しむことで、広告は自然に広がり、より大きな価値を生み出していきます。クリエイターの表現力、クライアントの想い、ユーザーの共感。この三者をつなぎ、新しい循環を生み出すハブになることこそ、私たちが届けたい価値です。

Q. この仕事を通じて「心からやってよかった」と思う瞬間はありますか?

一番やりがいを感じるのは、身近な人に自分たちの仕事が届いていると実感できた瞬間です。
たとえば、私には4歳の娘がいるのですが、私たちが関わった動画やクリエイティブを見て笑っている姿を見ると、何にも代えがたい高揚感があります。また、友人から「あの企画めっちゃ良かったよ!」と言われる瞬間も、素直に嬉しいですね。

さらに、クライアントから「売上につながった」「社内でも評判になった」といった報告を受けると、ビジネスパーソンとしてのやりがいも実感します。
結局、どれだけ苦労して創り上げたものでも、それが誰かの心を動かしていると感じられる瞬間こそ、この仕事の醍醐味だと思っています。

Q. クリエイターエコノミーの未来予想図はどのようなものでしょうか?

これからは、さらに「副業クリエイター」のような人が増えていくと考えています。
本業を持ちながらも、空いた時間でコンテンツを創り、発信して収益を得るようなAIの進化によって、動画編集やサムネイル制作もさらに簡単になるので、「クリエイター」という言葉の意味自体が、これまで以上に広がっていくと思います。
遠くない未来に私たちは、トップクリエイターだけでなく、小さな挑戦をしている人も含めて、すべてのクリエイターを支える“インフラ”的存在でありたいと考えています。挑戦の幅を広げ、安心して表現できる環境を整えることで、より多くの人が自分らしいクリエイティブで価値を生み出せる世界を創っていきたいですね。

YouTubeで登録しているチャンネルは1,300以上。根っからのYouTubeファンであり、最新トレンドのキャッチアップは欠かさない。




③ 新卒社員への期待

Q. 新卒だからこそできるチャレンジを教えてください。

新卒の皆さんの最大の強みは、「いまこの瞬間のトレンドを肌で感じられること」です。
SNSの空気感は日々変化していくため、私たち社員よりも敏感にその変化を捉えられると思いますし、そのリアルな感覚が企画や提案に直結します。例えば「TikTokでこれがバズっています」であったり、「このクリエイターとこう組むと面白いのでは?」といったアイデアが、経験値ではなく“感覚の鮮度”によって実際に案件に昇華されることもあります。

また、トレンドに対するアンテナの高さは、単なる情報収集にとどまらず、従来のやり方に新しい風を吹き込む力にもなります。これまでの経験や常識に縛られないからこそ、柔軟で大胆な発想が生まれやすい。そうした視点やアイデアが、事業に新しい価値をもたらしていき、時には大きな方向転換のきっかけになることすらあります。
経験の浅さは弱みではなく、むしろ新しい挑戦を後押しする大きな武器になると思っています。

Q. 実際に若手の提案から事業が動いたエピソードがあれば教えてください。

つい先日入社した、25卒新卒社員の企画案が、某大手製菓メーカーの冬のバズ施策に採用されました。
ベテランから見れば、一見“無邪気な意見”にも思える提案でしたが、クライアント自身も気づいていなかった新しい切り口で、結果的にプロジェクト全体の方向性を決めるほど大きなアイデアになったんです。
また、YouTube Works Awards Japan 2025において「部門賞」を受賞した企画クリエイティブも若手社員のアイデアが存分に生かされており、経験が浅いからこそ出せた遠慮のない発想が、実際にプロジェクトを動かした好例だと思います。(その他多数)

Q. 仕事をする上で得られる成長機会はどのようなものでしょうか?

トレンドの変化が激しい業界のため、「半歩先を考える力」が自然と鍛えられる環境です。
「半歩先を考える力」とは、単なるトレンド追随にとどまらず、自分ならではの付加価値を生み出す力につながると考えています。
昨日までの正解が今日には通用しない、そんな状況が日常茶飯事です。消費者ニーズを先読みし、独自の工夫を加えてアクションできる人材は常に求められていますし、その経験は、目の前の成果だけでなく、将来的にどこでも通用する「企画力・提案力」として活きるものだと考えています。

マネジメントの面でもチャンスは豊富です。実際に、新卒入社4年目でリーダーとして、中途社員を含むチームのマネジメントをするポジションに就いている社員もいます。
若いうちから、責任ある立場で裁量を持ち、実務を通じてマネジメント力も磨ける環境です。

Q. 最後に、どんな学生と一緒に仕事をしたいですか?

好奇心の先にある、"探究心"を持っている学生さんと一緒に仕事がしたいですね。
新しいことに興味を持つだけでなく、その背景や仕組みを深く理解しようとする姿勢があると、新しい視点が生まれやすいと思います。
例えば、何気なく見ているYouTube動画に対して、「このクリエイターはどうやってお金を稼いでいるんだろう?」と疑問を持ったとします。そこから、動画の投稿頻度や内容の変化、イベント開催のタイミング、グッズや広告案件の仕組みなどを自分なりに分析してみる。すると、「動画の再生数だけではなく、ファンの熱量を高める企画や、複数の収益源を組み合わせることで、持続的な活動につながっているんだ」といった構造に気づくことができます。
このように、興味を持ったことに対して、「なぜだろう」「もっと知りたい」と深掘りし、考え抜く。
その姿勢が、新しい企画や仕組みを生み出す原動力になると考えています。
そんな、"探究心"を持った学生さんと、ぜひお会いしたいですね。

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